今回のご依頼は20万キロ走行のハイエースの
ATF圧送交換です、20万キロ未交換との事
ですがATFやオイルパンの中がどうなっているか
見てみましょう!!


〜車両データ〜
KDH211 ハイエース
ディーゼル車
平成20年
走行距離200000Km


まずはオイルパンドレーンを外しサンプルのATFを摂取します。
ATFも抜き取ります。


ATFが抜けたらオイルパンを外します。



20万キロ未交換との事ですが未交換の割にキレイな印象です、
20万キロでこのキレイさは見たことありません、
もしかしたら交換した可能性もあるのかな?


キレイと言っても鉄粉はびっしりです。



鉄粉の汚れをしっかりと洗浄してマグネットとオイルパンも
ピカピカです。


ストレーナーを外します。


ストレーナーも鉄粉で黒く汚れています。



バルブボディもしっかりとパーツクリーナーで清掃し
優しく拭き取ります。



新品のストレーナーを取り付けて、オイルパンを組み付けます。


ハイエースとトルコン太郎を連結します。


最初にオイルパンから抜けた量の4ℓを給油します。


4ℓのATFを給油後にエンジンを始動始動します。


エンジンを始動すると左側のモニターにミッション内のATFが
流れ込んできます。
最初に摂取したサンプルと比べても汚れているのがわかると思います
抜いて入れてのATF交換ではあまり効果かがない事がわかります、
効果がないどころか鉄粉が舞いミッションに悪影響を及ぼす
可能性すらあります。

ATFやCVTの交換は専門知識を持ったお店での交換をお勧め致します。


続いて5ℓのATFを抜きながら給油していきます。


5ℓの抜き取りと給油がお終わると10分間のクリーニングです
ATFを循環させながらフィルターを通す事によって不純物を
取り除きます、汚れが酷い時は30分以上クリーニングする時も
あります。


最初のクリーニングが終わった時のモニターです、
少しずつですがキレイになっているのがわかります。


2回目の5ℓのATF交換です。


2回目のクリーニング終了後のモニターです、かなりキレイに
なっています。


3回目は4ℓのATFを交換します。


3回目のクリーニングが終わりました。


左側の新油と比べてもキレイになっていると思います、
ここまでキレイになれば圧送交換は完了です!

ATFを交換しないと以下のような不具合が発生する可能性があります。

・発進・加速性能の悪化
・シフトショックが大きくなる
・オートマチックトランスミッションの故障(最悪、走行不能となる場合がある)
・燃費性能の低下

お車の症状が悪くなる前にトルコン太郎でATFを交換しましょう
無交換車両や過走行で交換を断られた方など当店に交換可能です。
ぜひ、宜しくお願い致します。

今回のトルコン太郎ATFフルード圧送交換では、、
・ATF圧送交換
・オイルパン脱着清掃
・ATFストレーナー交換

以上の作業を実施致しました!

当店にご用命頂き
ありがとうございました!

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