今回のご依頼は日産エルグランドのCVT
フルード圧送交換です!!

10万キロ近いエルグランドのCVTフルードが
どの様になっているか見てみましょう。


〜車両データ〜
平成23年式
TE52 エルグランド
走行距離 90000キロ
非常にキレイに大切に乗っているのが伝わってくるお車です。


早速ですが、CVTフルードを抜取ります、
その際にサンプルのCVTフルードも摂取。
汚れているのが見てわかります。


オイルパンを外すと、バルブボディの下側とCVTストレーナー
が顔をだします。
ここも掃除しますが、外したオイルパンを見てみましょう。


外したオイルパンには鉄粉がびっしりです。



鉄粉吸着用のマグネットもすでに飽和状態、
10万キロでここまで鉄粉が付着します。



オイルパンとマグネットをしっかり仕事してもらう為に
キレイに掃除をします。
これでまたしっかりと鉄粉を取ってくれますね。


そしてバルブボディの下側にも付着している鉄粉を
キレイに掃除します。


キレイに掃除をしたら新品のCVTストレーナーを取り付けます。


古いCVTストレーナーには鉄粉や不住物がたくさん
付着していました、この不住物が多くストレーナーに
張り付くとミッションに重大な問題を引き起こします。


ミッション内をすべてキレイにしてオイルパンをを
再度組み付け、ここから圧送交換のスタートです!!


エルグランド専用の圧送交換アタッチメントを
接続します。
ここにもCVTフィルターがあるのですが
圧送交換が終わってから交換します。


今回はお客様ご指定の日産純正CVTフルードNS-2
を使用して交換します。


それでは圧送交換スタートです!!


まずは新油を抜いた量の5ℓ給油します。
給油が終わったらエンジンスタート。。


エンジンを始動する現在のミッション内CVTフルードが
このモニターに入ってきます。
まだまだ汚れているのがわかります、
抜いて入れての交換方法ではぜんぜん意味のない交換です
しかもミッションに大きなダメージを与えてしまう
可能性もありますのでトルコン太郎での交換をお勧め致します。


手前が新油の状態で奥が現在のCVTの状態です。
それでは2回目の圧送交換スタート。




2回目の圧送交換が終わりCVTフルードも1回目より
キレイになっているのがわかります。
もっとキレイにしたいので3回目の圧送交換スタート!!




3回目の圧送交換が終わりました、
非常にキレイになったのがわかります。
手前の新油に比べてもキレイになっているのが
わかります。
ここまでキレイになればOKですので
圧送交換完了です。



先ほどのオイルクーラーのCVTフィルターを交換します、
ここのフィルターは日産部品などで欠品が多いので困ってる
車屋さんは多いのではないでしょうか、当店ではご用意
出来ますのでご連絡くださいね。


オイルクーラーのOリングも新品に交換して
取り付けします。


取り付け完了後に油量調整をします、
ゲージのラインぴったりに調整します。


最後にCVT劣化のデータを消去して作業完了です。

ATFを交換しないと以下のような不具合が発生する可能性があります。

・発進・加速性能の悪化
・シフトショックが大きくなる
・オートマチックトランスミッションの故障(最悪、走行不能となる場合がある)
・燃費性能の低下

お車の症状が悪くなる前にトルコン太郎でATFを交換しましょう
無交換車両や過走行で交換を断られた方など当店に交換可能です。
ぜひ、宜しくお願い致します。

今回のトルコン太郎CVTフルード圧送交換では、、
・CVTF圧送交換
・オイルパン脱着清掃
・ATFストレーナー交換
・オイルパンガスケット交換

以上の作業を実施致しました!

当店にご用命頂き
ありがとうございました!